第13回定例会の開催

お知らせ

2025-04-09

令和7年4月9日に第13回定例会を開催しました。 今回は,司法書士の新入会員が参加してくれたので,各委員会の活動報告を行いました。
ヤミ金問題については,前田勝範司法書士から,令和7年3月6日に行った,商品券等先払い買取金融業者に対する一斉提訴と,金融庁が商品券等先払い買取金融に関して注意喚起のリールレットを公表した旨の報告がありました。 さらに,令和2年頃から,給与ファクタリング,後払い買取,先払い買取,商品券等先払い買取とヤミ金が手を替え品を替え活動を続けていることから,貸金業法改正の必要性や,今後の法改正に向けた活動についての報告がありました。
カジノ問題については,新川眞一司法書士から,先に行った近畿財務局への申し入れに対する回答が,令和7年4月15日にあること,及びオンラインカジノ規制についての報告がありました。
高齢者・障がい者問題については,鈴木啓太司法書士から,成年後見制度の今後の展望についての説明と,当会で3ヶ月に1度,高齢者・障がい者問題に関する勉強会を行っている旨の説明がありました。
また,今回から,民法の判例百選を題材に短い勉強会を行うことにしました。第1回は宇奈月温泉事件を取り上げ,楠上光弘司法書士に解説してもらいました。 受験生時代に勉強したことも,月日が経つと細部の記憶が曖昧になっている可能性もありますし,実際に取り扱った事件と関連付けて議論すると,受験生時代とは違った気づきもあります。
新人・ベテラン双方にメリットがあり,共通の言語(法律・判例)で議論できるので,新人の方も参加しやすいと思います。 次回の定例会は,令和7年5月14日(水)18時からです。 いちょうの会にご興味のある専門家の方は是非ご参加下さい。