借金問題などの なんでも相談会

西成支援活動委員会 活動報告

         にし            西成支援活動委員会
                         委員長 河田 真一


                   西成支援活動委員会 活動報告

1.活動内容について

  (1)西成市民館での相談会
    (ア)相談会について
       毎週水曜日午後1時から3時まで開催
    (イ)相談員について
       司法書士 24名  
    (ウ)1回あたりの相談件数
       平均3件前後
    (エ)主な相談内容
       ・ 住民票を移した途端、何年も前の借金の督促状が届いた。
       ・ 携帯電話の名義貸しをしたら、後日請求書が来た。
    ※ 最近の傾向としては、ケアマネさんや施設の人等の福祉関係の方々から、
      高齢者に関する法律相談が増えていることです。

  (2)その他の活動
     平成25年3月8日、7月21日、12月11日、あいりん地域福祉相談実務者会議へ
      参加        
     平成25年9月11日、12月11日、平成26年1月15日、2月12日、3月12日、
      あいりん地域モデルケース会議へ参加
     平成25年3月24日、10月13日、NPOライフサポート路木主催の「よろず相談会」
      に参加
 
2.今後の活動について

    全述のように福祉関係の方々からの相談が増えていることから福祉関係の方々が
   高齢者に関する法律相談を求めていることがうかがえます。いちょうの会としましても
   高齢者問題に取り組んでいくうえで福祉関係の方々との連携は欠かせません。
    そこで、今後はあいりん地域福祉相談実務者会議への参加を始め、西成の福祉関係
   の方々との連携も強めていきたいと思います。

2.
5月5月17日より

第25回定期総会活動報告・計画      2015年度の活動

 
         大阪いちょうの会の西成(釜ヶ崎)2015年度の活動


 祭日や正月、盆を除き、毎週水曜日午後1時から午後3時までで相談会を次の 通り行った。

 年間相談会回数   46回     年間合計相談者数  144名
 年平均相談者数   3.1名    借金の相談 64件 その率 44%

 60歳以上の相談者の割合 60% 野宿者からの相談  7件
 西成区住民からの相談の割合 82% 無職の人からの相談の割合 72%
 生活保護利用者からの相談の割合 61%

 高齢で日雇い労働や野宿などを経験し、西成に定住するに至った方の相談が
 多い。

 相 談 内 容

 借金の相談の相談割合が減少しているが依然40%を超える人が借金の相談
 である。

 平成22年の本相談会開催当初から数年の間、携帯電話の名義貸しの相談が
 多かったが、去年、一昨年とその相談は減っていた。
  しかし、今年後半になり、また数が増えだしている。

               2016年度の活動課題
  
 地域の団体の方から照会してもらい相談会に来てもらうことも増えました。
 地域の方に頼られていると思います。

 それは、よその弁護士、司法書士だと受けない案件も受けているからだと考え られます。
 引き続き継続して相談会を開催したいと思いますが、最近、相談員が減ってき  ています。
 相談員になっても良い方は、ぜひ、西成相談委員会まで声を掛けて下さい。
   



平成25年12月18日 西成相談会報告

  
              大阪いちょうの会の西成(釜ヶ崎)での活動

 
 平成22年5月から始めた西成相談会は、毎週水曜日午後1時~3時 西成市民館3階で行って いますが、すでに3年7ヶ月が経過しました。
 12月11日現在で通算の相談件数は939件となり、1000件突破も目前です。

 相談会の報告を順次アップしていきたいと思います。

 本日(12月18日)の西成相談会の報告です。
 本日は雨降りで寒かったため、西成の街でも人通りが少なく、相談件数も少なめとなりました。
 相談員 4名
 相談件数 2件

 1 日本に生まれたが、小学校の時に北朝鮮へ出国。
   その後脱北→韓国籍となり来日。
   その後ずっと日本で働いてきたが、体調を崩し働けなくなった。
   生活保護を受ける前提として、外国人登録をしたいがどうしたらよいか。
   どこに相談したらよいか。日本で出生届は出している。 出国の際にちゃんと手続きを踏んで   いるのであれば、出生届けに基づく登録とのつながりをつけることができるように思われるが   どのような手続きを経て出国したかは分からない。
   また、北朝鮮籍で出国して、韓国籍で戻ってきた場合に、どうやって同一人物であるとのつな   がりをつけるのかがよく分からない。

   →とりあえず、どこに相談したらよいかさえ分からなかったので支援者と一緒に来た、とのこと   だったので、出入国管理局へ行って相談してみたらどうかとアドバイスしました。

   とりあえず、出入国管理局へ行ってみるということでしたが、紹介希望で次回来られたら詳し    い専門家を紹介する、ということにしまいた。

 2 犯罪を犯して逮捕された。罰金刑となったが、罰金を分割払いにできるか。

   →罰金の分割払いという制度があるとは思われませんが、検察庁の支払い担当窓口にお願   いしてみてなんとか便宜を図ってもらうしかないと思われます。
   検察庁のホームページを見ると、一括で払えない場合には「徴収事務担当者」に聞いてみてく   ださい。という記載がありました。 このような質問は多いのでしょうね。

 今日で本年の西成相談会は最後となりました。みなさんお疲れ様でした。

 来年は1月8日からたなります。 よろしくお願いいたします。


相談すれば必ず解決します~西成市民館にておこないます

       平成22年度より毎週 水曜日の午後1時~3時

昔、借金があった


昔、借金があって、いてもたってもおられず、故郷を離れてきた。いつ、取り立てがくるかドキドキしている。ちゃんと解決して、また、故郷にちょっとでも帰ってみたい。・・・・・・ぜひ、相談に来てください。

いま、借金があって悩んでいる

借金のこと、なかなか他人に相談できない。一人でずっと悩んでいる。どうしていいかわからない・・・・・どんな借金でも相談すれば必ず解決します。さあ、勇気をだして相談におこしください。

生活保護をうけているが・・・・・


知らない人と同じ部屋の生活はしんどい。家賃と弁当代という名目でたくさん搾られている。手元にはお金がほとんど残らない。また、保護費を振り込まれる通帳やカードをとられている。返してほしい・・・・・是非、相談に来てください。

生活保護をうけたい・・・・・

借金があって住民票を昔のまま動かしていない。がんばったけど、もう限界。我慢の限度です。生活保護を受けることはできるだろうか・・・・・是非相談に来てください。



弁護士・司法書士などが毎週水曜日に相談に応じます。
電話 06-6361-0546
大阪クレジット・サラ金被害者の会(通称・大阪いちょうの会)

西成市民会館
地図リンク


大阪いちょうの会の西成(釜ヶ崎)での活動


             大阪いちょうの会の西成(釜ヶ崎)での活動

   釜ヶ崎(大阪市西成区萩之茶屋周辺の地域のことをいう。行政機関では、同地域のことを「あいりん地区」という。)は、日雇い労働者の街であり、現在は福祉(生活保護利用者)の街へと変貌しつつある。また、釜ヶ崎は、様々な問題を抱えた者であっても、何の躊躇もなく受け入れてくれる街であった。

 我々の頭の片隅には、潜在的に釜ヶ崎における借金問題に関する意識はあったはずである。借金から逃れるために故郷を捨てざるを得なかった者が、同地に相当数存在することは容易に想像できたはずであり、あえてその問題に踏み込まなかっただけなのである。

 しかし、クレジット・サラ金被害者の救済を目的に活動している我々にとって、避けては通れない、いや、避けてはいけない問題であったのである。

 大阪クレジット・サラ金被害者の会(通称:大阪いちょうの会)では、平成22年2月7日に「西成支援活動委員会」を発足させ、釜ヶ崎の借金問題の解決にあたることにした。

 相談会は、同年5月17日より開始し、現在に至るまで毎週水曜日(当初は月曜日)に行っている。

 相談会は多岐にわたるが、故郷を借金ゆえに捨ててきた方々が多いゆえに、その内容はごく一般的ですらある。最も大きいのは時効の問題、過払い、任意整理等、ちょっと知識があればわざわざ故郷から逃げてくることもない問題である。そして、現代日本の貧困ビジネスの典型といえる問題が、不思議なことだがごく日常的に相談に持ち込まれる。

 特徴的な内容を挙げてみると以下のようになる。
 ①地場ヤミ金被害(いわゆる090ヤミ金ではなく、地域密着型のヤミ金をいう。)
 ②住民票・戸籍の売買に関する諸問題
 ③携帯電話の名義貸しに関する諸問題
 
 上記のうち、地場ヤミ金被害に直面し衝撃を受けた。 我々いちょうの会では、ヤミ金被害の解決には経験も実績もあると自負していた。ところが、信じられないような光景を目にしたのである。

 ヤミ金被害者に案内された場所は、マンションの1階部分であったが、堂々とヤミ金業者が店舗を構え、さらには、数軒が軒を並べ、さしずめ「ヤミ金長屋」になっているのである。

 また、他の相談で案内された場所では、店舗内にゴミとしか思えないようなものが散財していた。外観からは、とてもヤミ金業者には見えないが、実際にはそこで営業しているのである。そして、このような形態の店舗は、同地域には無数にある。つまり、店舗型のヤミ金業者が無数に存在しているということである。

 それでは、なぜそれだけの数のヤミ金が存在し得るのかが疑問となる。先述したように釜ヶ崎地域は、 日雇い労働者の街から福祉の街へと変貌しつつある。つまり、元日雇い労働者たちは、馴染みのある同地において生活保護を利用して生活するようになってきたのである。

 そこで、ヤミ金業者が目を付けたのが生活保護費である。ヤミ金業者の手口は、生活保護費が振り込まれる預金口座のキャッシュカードを担保として預り、支給日に店舗へ来させ、一旦カードを返却する。そして、自ら預金を引き出させ、利息とともに再度カードを預かる。その繰り返しである。(従来から釜ヶ崎では仕事がみつからない労働者が給付金「あぶれ手当」を受ける際の「日雇労働被保険手帳」を担保として、ヤミ金が跋扈している伝統があった。)

 最もひどいケースでは、生活保護費から家賃だけは支払っていたものの残りのほとんどを利息として吸い上げられていた。数ヶ月の間、風呂にも入れず、食事はすべて炊き出しで賄っていたという。

 相談のあったヤミ金事件については、その都度現地に赴き解決に至っているが、無数に存在するヤミ金業者に対する今後の課題として、警察、その他行政機関との連携を図り、ヤミ金業者撲滅に尽力する所存である。
                        大阪クレジット・サラ金被害者の会(通称 大阪いちょうの会)
                                            西成支援活動委員会

釜ヶ崎で週1回無料相談

                     
釜ヶ崎で週1回無料相談

  多重債務者の救済に取り組む大阪クレジット・サラ金被害者の会(通称:大阪いちょうの会):大阪市北区:が、日雇い労働者のまち・釜ヶ崎(同市西成区)で週1回の無料相談会をスタートさせた。さまざまな事情を抱えた生活困窮者が集まる環境の中、借金で苦しむ人も安心して暮らせるまちづくりに向け、地域と連携して取り組んでいく構えだ。

 相談に対応するのは、同会に所属する弁護士、司法書士ら。これまでも、北区の事務所で多重債務の相談を随時受け付けてきた。5月中旬からは、西成区萩之茶屋2丁目の市立西成市民会館で毎週月曜日の午後1時~同3時に相談会を開く。  

 5月は計3日で述べ20人が来場。「野宿生活なので生活保護を申請したいが、住民票を移すと取立てが来そうで怖い」といった相談があり、実際に居場所が見つかって「逃げたい」という相談も寄せられた。

 担当者の一人の司法書士は「借金の問題は解決できる。野宿をせず、生活保護を受け普通の生活に戻って欲しい」と力を込める。借金の問題を解決する方法を、相談者それぞれの状況に応じてアドバイスをし、解決に導くという。

 いま釜ヶ崎でこうした取り組みが必要な背景には、地域性の変化が挙げられる。

 釜ヶ崎は、日雇い労働者が就労する場所として簡易宿泊が多い。住所不定でも比較的生活しやすい点などを背景に、多重債務者が債権者から逃れて暮らしている場合もあり、野宿生活者が多いのも特徴。

 ただ近年は、高齢化やリーマンショック以降の不況下で、生活保護制度の居宅保護が進み、かって2万人といわれた日雇い労働者の半数弱が生活保護受給者になっていると公的機関や支援団体の関係者らはみている。

 地域住民として暮らしていく当事者にとって借金の解消は切実な問題の一つ。個人の法律家が無料で対応するのが難しい中で、同会に支援を求める声が相次いだ。

 相談したくても北区まで来られない人もいて「こちらから出向く必要性を感じた」と、川内泰雄事務局長。釜ヶ崎のまちの在り方にもかかわってくるため、地域の住民や市民団体と連携しながら開設に臨んだ。目指すは多彩な立場の人たちが安心して暮らせるまちづくり。川内事務局長は「週1回を細く長く続けていければ」と意欲を示している。
                        大阪クレジット・サラ金被害者の会(通称:大阪いちょうの会)